【6年使用レビュー】オーディオテクニカATH-M50x|DTMも聴き専もOK

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モニターヘッドホンを買いたいんだけど、オーテクのATH-M50xがいいらしい……。
実際どんな使用感なのか知りたいから、誰か教えてくれないかな~~~!!

mokeppi

そんなあなたのためにATH-M50xを6年使ってきた僕が解説します。

オーディオテクニカのATH-M50xは近年大人気のモニターヘッドホン。

日本では長い間「モニターヘッドホンといえばソニーの赤帯(CD-900ST)」という声が多かったんですが、2010年代中盤くらいからは低音重視の楽曲が増えたため、低音がより聴き取りやすいモニターヘッドホンの需要が増えました。

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2014年ごろのEDMから始まり、HipHop、K-POPなど低音重視の楽曲が日本でも人気になりましたよね…!

そんな中、もともと低音重視の楽曲が多い欧米での定番機種、オーディオテクニカのATH-M50xが日本でも人気になっています。

その流れに乗って筆者も2019年にATH-M50xのホワイト版を購入し、2025年現在までの6年間、ほぼ毎日使い倒してきました。

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お前は誰やねんという方向けに、簡単に自己紹介します!

筆者の音楽歴
  • ギター歴約20年
  • DTM歴10年
  • 過去に作編曲家として作家事務所に所属していた(現在は退所)
  • 現在はボカロ楽曲等を趣味で制作している

そんな僕が下記について解説していくので、ATH-M50xが気になっている方はぜひ最後までご覧ください。

この記事の内容

  • ATH-M50xのスペックなど
  • 使い込んで感じたメリット・デメリット
  • ATH-M50xを使用して制作した音源デモ
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【先に結論】ATH-M50xはこんな人におすすめ!

結論からいうと、ATH-M50xは下記のような人におすすめです。

ATH-M50xがおすすめな人
  • 長時間使っても耳が疲れにくいモニターヘッドホンが欲しい人
  • DTMで正確な音像・ミックスバランスを確認したい人
  • リスニング用途でも迫力ある低音と自然な高音を楽しみたい人

ATH-M50xは発売から時間が経った現在でも世界中で愛されるベストセラーモデル。

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オーディオテクニカの公式サイトによると、全世界で累計250万本以上売れているんだとか。

プロの現場から趣味のリスニングまで幅広く活躍できるオールマイティさが魅力で、個人的には「迷ったらこれを選べばOK」と思っています。

ATH-M50xのスペックなど

項目スペック
再生周波数帯域15~28,000Hz
感度99dB/mW
インピーダンス38Ω
最大入力1,600mW
ドライバーφ45mm CCAWボイスコイル
質量約285g(ケーブル除く)
付属ケーブル1.2mカールコード3.0mストレートコード1.2mストレートコード(いずれも片出し着脱式)
その他付属品6.3mm変換プラグ、ポーチ
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表からも分かるように、モニターヘッドホンとして必要十分な性能を備えています!

  • 低音から高音まで十分にカバーする再生周波数帯域
  • 出力音圧レベル(感度)は99dBと高めなので、スマホ等でも充分な音量を確保可能
  • インピーダンスは38Ωと低めで駆動しやすい

では、実際に長期間使い込んだ中で感じたメリット・デメリットを解説していきます!

ATH-M50xを使い込んで感じたメリット

筆者がATH-M50xを約6年間使ってみて、「ここが良い!」と感じたメリットを紹介します。

ATH-M50xのメリット
  • 音のバランスがいい
  • 装着感が良く、ゲームや作業にも最適
  • 使い勝手がいいデザイン
  • 丈夫な作りで長持ちする

音のバランスがいい

個人的に思うATH-M50x最大の魅力は、出音バランスの良さです。

実際に音を出してみると、耳を刺すピーキーさや、低音のスカスカ感がなく、低音から高音まで心地よく鳴ってくれます。

特に個人的に気に入っているのが低音の再生能力

キックのアタック音やベースラインの輪郭がはっきり聞き取れるため、DTMでの低音処理がとてもやりやすいです。

かといって高音が弱いのかというと、全くそんなことはなく、本当にちょうどいい音なので、ミキシングにもバッチリ使えます。

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ちなみにモニター用途だけでなく、リスニング用途としても気持ちがいい音なので、聴き専の人にも非常におすすめです。

装着感が良く、ゲームや作業にも最適

ATH-M50xは装着感の良さもメリットのひとつです。

イヤーパッドが柔らかく耳全体を包み込むオーバーイヤー型のため、長時間の使用でも耳が痛くなりにくいです。

密閉型ゆえに外部のノイズを遮断する遮音性も高く、周囲の環境音を気にせず音に集中できるのも嬉しいポイント。

側圧がある程度あることで頭にしっかりフィットし、激しく頭を動かしてもズレにくいため、ゲーム中にヘッドホンの位置をいちいち直す必要もありません。

頭頂部のヘッドバンドにもクッションが入っているので、重さによる負担も気になりにくくなっています。

使い勝手がいいデザイン

細かな点ですが、ATH-M50xは使い勝手の面でも非常に考えられたデザインになっています。

まず便利なのが着脱式ケーブル

付属している3種類のケーブル(短いストレート、長いストレート、カールコード)は用途に応じて使い分け可能で、自宅の制作環境でも外出先でもケーブル長に困ることがありません。

ケーブルはねじ込み式のロック機構でしっかりと固定できるため、使用中に抜けてしまう心配もないのが嬉しいところ。

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万が一断線しても、着脱式なのでケーブルだけ簡単に交換できるのも素晴らしい!

また、イヤーカップが左右に90度回転する機構も搭載されているので「片耳モニタリング」が容易にできます。

DJプレイ時に片耳で会場の音を聴きながらもう片耳でヘッドホンの音をチェックしたり、宅録で自分の声を出しながら片耳でクリックを聴いたりといった使い方が可能です。

さらに、使わないときは折りたたんでコンパクトに収納できるのも地味に便利。

付属のポーチに折り畳んだヘッドホンを入れて持ち歩けば、出先でのレコーディングやミックス作業にもサッと対応できます。

丈夫な作りで長持ちする

ATH-M50xは丈夫な作りで、長く使える点もメリットです。

私自身、このヘッドホンを約6年間ほぼ毎日のように使用していますが、断線や音質劣化といったトラブルもなく今も快適に使えています。

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頑丈なので、多少ラフに扱っても壊れにくい安心感があります。

実際、この6年で修理したのはイヤーパッドとヘッドバンドのみ。

この2つは消耗品なので、どの機種のヘッドホンでも長く使っていれば交換が必要になります。

それ以外の部分は、6年間使い倒しても不具合が全くありません。

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ATH-M50xのデメリット・注意点

メリット盛りだくさんなATH-M50xですが、注意点・デメリットもいくつかあります。

ATH-M50xのデメリット
  • ヘッドバンド類が合皮なので加水分解で経年劣化する
  • 音場は少し狭く感じる

ヘッドバンド類が合皮なので加水分解で経年劣化する

ATH-M50xの最大の弱点を挙げるとすれば、ヘッドバンドとイヤーパッドの素材が合皮(フェイクレザー)のため、経年劣化してしまう点です。

長年使っていると合皮部分が加水分解で次第に劣化し、表面がボロボロと剥がれてきてしまいます。

mokeppi

実際、筆者のATH-M50xも以下のようなペースで交換しています。

  • イヤーパッド:1年に1回程度交換
  • ヘッドバンド:3年に1回程度交換

音質や機構に問題が出るわけではありませんが、耳や頭に剥がれたカスが付いてしまうので不快です。

ただし裏を返せば、イヤーパッドとヘッドバンドを交換すれば10年以上使える安心感はあります。

ヘッドバンドを実際に交換した体験記事も書いているのでよければあわせてお読みください。

ヘッドバンド交換の記事

音場は少し狭く感じる

これはATH-M50xに限った話ではなく密閉型ヘッドホン全般に言えることですが、音の空間表現(音場感)がやや狭いと感じる場面もあります。

オープン型ヘッドホンやスピーカーで音楽を聴いたときに比べると、ATH-M50xで聴く音は頭の中で響く感じが強いです。

逆に言えば密閉型なので周囲への音漏れも少なく、録音時のモニタリングや環境音が入りやすい状況でのリスニングには適しているのですが、「音場の広さ」という点では開放型に一歩譲るのは仕方ないところです。

DTM等での作業では、細かい空間系の処理や、定位を細かく振っていく処理はスピーカーを使ったほうがやりやすいと思います。

ただし、小さめのモニタースピーカーだと低音がスカスカで再生されないので、低音の処理はATH-M50xがやりやすいです。

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なので、僕は以下のようなフローで作業しています!

  • ATH-M50xで作編曲しながらミックス作業
  • スピーカーでチェック&気になる点を修正
  • ATH-M50xでマスタリング作業
  • さまざまなスピーカーやイヤホンでチェック、微調整

モニタースピーカーが使えない場合は、スマホのスピーカーや、色んなヘッドホンやイヤホンでチェックするのがおすすめです。

ATH-M50xを使用して制作した音源デモ

mokeppi

最後にATH-M50xだけを使って制作した音源をお届けします。

今回はアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」のOP曲、結束バンド「青春コンプレックス」を、ボーカロイドの重音テトでカバーしました。

コピーした音源

原曲

筆者はプロのサウンドエンジニアではありませんが、ATH-M50xだけでもそこそこちゃんとミックス・マスタリング作業ができています。

もちろん、「ATH-M50xを買えば誰でも簡単にミックス・マスタリングができる」というわけではありませんが、少なくとも「ヘッドホンが原因でうまくミックスできない」みたいな状況にはなりにくいです。

mokeppi

使いやすい万能モニターヘッドホンだと思います!

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まとめ|ATH-M50xは最高

ということでこの記事では、オーディオテクニカATH-M50xのレビューをお届けしてきました。

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この記事が皆さんのモニターヘッドホン選びの参考になれば嬉しいです!

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この記事を書いた人

▷3Dプリンターの正直レビュー
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普段は「みどりのグリーン」というWEBメディアを運営し、3Dプリンターで作った園芸アイテムの販売をしています。

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