【レビュー】Keychron K4 HE 日本語配列|右シフトと上矢印以外はほぼ完璧

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みなさん、キーボード、こだわってますか?

僕はキーボードにほとんどこだわりがなくて、「たまにPCゲームをする」という理由だけで、ゲーマー御用達の「SteelSeries Apex Pro」っていうやつを2年くらい使い続けてきました。

mokeppi

有線、フルサイズバージョンです!

2年使い続けてきたApex Pro

このApex Proも素晴らしいキーボードなのは間違いありません。

ただ、この2年で少しずつ「ここがこうだったらな~」みたいな不満が溜まってきてたんですよね……。

Apex Proの具体的な不満点
  • デスクにiPadとかノートを置く時にキーボードをどかしたいんだけど、ケーブルが太くて邪魔
  • 打鍵感がガチャガチャしてて少し耳障りな気がする
  • フルサイズは大きすぎるかも
  • 最近インテリアの趣味が変わってきて白っぽいキーボードがいい

というわけで「なんかいいキーボードないかな~」と、以下のような条件で探してました。

キーボード探しの条件
  • デスクをスッキリさせたいから無線接続対応で、できれば2.4GHz無線接続がいい
  • ゲームする時は有線で使いたい
  • ゲームするからラピッドトリガー対応がいい
  • エクセルとか使う時テンキーレスは困る、でもフルサイズはデカすぎるから96%サイズがいい
  • できれば日本語配列
  • 白っぽくておしゃれなやつがいい
mokeppi

こうやって見ると、圧倒的ワガママ感。

さっき「僕はキーボードにほとんどこだわりがなくて」みたいなことを書いたんですが、撤回させてください。

こだわり、ありました。

で、これなんか見覚えあるな~と思ったんですが、「いや~別に働ければどこでもいいんだけど、フレックスの在宅勤務、残業なし、完全週休2日制で、クリエイティブ業種だけど未経験OKで手取り足取り教えてくれて、できれば年収1000万以上がいいな~」って就活してるのと同じレベルの要求です。

そんな都合のいいキーボード、地球上に存在するわけないだろ、いい加減にしろ、と。

mokeppi

でも探してみたらあったんです。

それが今回レビューする「Keychron K4 HE」。

もう見つけた瞬間「これやんけ!」と思って即ポチりました。

Keychronって超有名キーボードメーカーなので、キーボードに疎い僕でも名前聞いたことあります。

mokeppi

ちなみに、これが人生初Keychronです。

そして既にKeychron K4 HEを1ヶ月かけて使い倒したので、下記について詳しく解説していきます。

  • Keychron K4 HEのスペックや特徴
  • 良かった所、微妙なところ
  • やっているキーカスタマイズ
  • おすすめの周辺機器

僕と同じような条件で探している方や、おしゃれなキーボードを探している方初めてKeychron買ってみたいけど実際どうなの?と思っている方は、ぜひ最後まで見ていってください。

ジャンプできる目次

総評

まずは手っ取り早く、このキーボードの総評からいきます。

mokeppi

僕の個人的な採点は以下の通りです。

Keychron K4 HEの総評
  • ハードウェアの完成度:90点
  • ソフトウェアの完成度:75点

ハードウェア、つまり物理的なキーボードそのものの作りに関しては、ほぼ文句がありません。

後で語る「右シフトと上矢印キー問題」さえ解決できれば、個人的にはほぼ100点です。

見た目、打鍵感、スペック、すべてが最高峰。

一方で、ソフトウェアの完成度は75点です。

「とりあえず光らせて、ちょっとキーの配置変えるか~」くらいの簡単なカスタマイズなら全く困りません。

でも「ゲームするときに自動で光り方が切り替わって欲しい」とか「アプリごとにプロファイルが自動で切り替わって欲しい」みたいなことは出来ません。

mokeppi

設定にはKeychron Launcherというアプリを使うんですが、こだわったことをしようとすると結構ややこしいです。
(後で詳しく書きます)

おすすめな人とおすすめしない人

総評を踏まえて、どんな人におすすめで、どんな人にはおすすめしないのかをまず明確にしておきます。

Keychron K4 HEがおすすめな人
  • 「日本語配列」「ラピトリ対応」「2.4GHz無線対応」「96%サイズ」という条件で探してる人
  • 木材が使われているキーボードを探してる人
  • スコスコ、コトコト系の打鍵音が好きな人
Keychron K4 HEをおすすめしない人
  • アプリごとにキーマップを自動で変えたい人
  • 細かく調整したいけど、試行錯誤したり調べたりするのはめんどくさい人
  • キーボードの光らせ方に強いこだわりがある人

Keychron K4 HEのスペックや特徴

レイアウト96%レイアウト
サイズ (長さ×幅×高さ)377.1 × 126.4 × 31.7(手前)〜40.9(奥) mm
※キーキャップ含む
重さ約1066 g
素材 (フレーム / ボトム)アルミニウム + 天然木材(ローズウッド) / ABSプラスチック
キースイッチGateron ダブルレール磁気スイッチ(Nebula)
作動ポイント0.2 mm ~ 3.8 mm で調整可能
ラピッドトリガー対応
接続方法2.4GHz / Bluetooth 5.2 / Type-C有線
バッテリー4000mAh(バックライトオフ時で最大110時間動作)

今回僕が買ったのは「K4 HE 日本語配列」のスペシャルエディションです。

スペックや特徴について軽く紹介していきます。

デザイン

まず特筆すべきは、やはりデザイン。

両サイドに天然木パネルが採用されていて、なおかつ上下のフレームは金属なので、めちゃくちゃ高級感があります。

ちなみに黒バージョンもあるので、シックに決めたい人はそっちもアリです。

高さ調整

3段階で高さ調整ができます。

どの高さにしても手首の所の段差が激しいので、パームレストはあったほうがいいかもしれません。

mokeppi

猛者はパームレストなしで使うらしいけど、僕はないと無理でした。

キーキャップ

キーキャップは耐久性と耐摩耗性に優れた「ダブルショットPBTキャップ」を採用しています。

簡単にいうと、長期間使っても表面が摩耗しにくくてテカりにくい頑丈なやつです。

付属のキーキャップとして、白のescキーや、WinとMacどっちのレイアウトにも対応するための交換用キーがちゃんと付いてきます。

一番右のやつはおまけ?

接続方式

接続方式は下記の3種類です。

K4 HEの接続方式
  • 2.4GHzワイヤレス接続(USBドングル付属)
  • Bluetooth接続
  • 有線接続(USB Type-C)

接続方式の切り替えは、左側のパネルにあるスイッチで行います。

Bluetoothは3台までペアリング可能で、キーをスイッチにして切り替え可能です。

これが地味に便利で、「メインPCは2.4GHz接続、サブPCやタブレットにはBluetooth接続して、使いたいときに切り替える」といった運用ができます

ポーリングレートは有線と2.4GHz接続時で1000HzBluetooth接続時に125Hzなので、ゲームをするときは有線か2.4GHzで接続しましょう。

磁気式センサースイッチでラピッドトリガー対応

mokeppi

そして目玉機能!

K4 HEは磁気センサースイッチを搭載しており、0.1mm単位でアクチュエーションポイント(キーが反応する深さ)やラピッドトリガーの深さを調整可能です。

設定範囲は0.2mmから3.8mmまで

設定ツールは「Keychron Launcher」というWebベースのアプリを使用します。

Keychron Launcherはパソコンに重い専用ソフトをインストールする必要がなく、ブラウザを開くだけでキーマップやマクロ、アクチュエーションポイントの設定が可能です。

ライティング機能搭載

K4 HEにはキーにバックライトが付いています。

単色や、ブリージング(呼吸するようにふわふわと明滅する)など、合計24種類のモードがあり、Keychron Launcherからカスタマイズ可能です。

Keychron Launcherのライト設定画面

MacとWindowsどちらも対応

K4 HEはMacとWindowsどちらも対応していて、モード切り替えは本体横にある物理スイッチでできます。

デフォルトの仕様としては、Macモードに「レイヤー0と1」、Winモードは「レイヤー2と3」が割り当てられています。

mokeppi

なぜ0から始まるのかだけは僕に聞かないでください。知りません。

ちなみに、僕はWindows機を使っているんですが、レイヤーの仕様を考慮してMacモードで使っています。
(後ほど解説します)

重さ

公称スペックによると、重さは1090g。

実際に計ってみると1077gだったので、ほぼ公称スペック通りの重さです。

mokeppi

1キロ超えです。 持った瞬間「鈍器かな?」って思います。

カフェ作業で使ったり、毎日通勤で持ち運ぶのはやや厳しめです。

でもこのズッシリ感のおかげで激しくタイピングしても机の上でピタッと止まって全然ズレません。

家使いならむしろメリットです。

Keychron K4 HEを実際に使ってわかったメリット

さて、ここからは実際に使い倒して感じたメリットを語っていきます。

とにかく見た目がメッチャおしゃれ

まずこれに尽きます。

こいつがデスクの上に置いてあるだけで、自分がめちゃくちゃ仕事ができるクリエイターになった錯覚に陥れます。

全部真っ白っていうわけでもなく、全部木材っていうわけでもない、この絶妙なバランス感覚、素晴らしくないですか?

mokeppi

清潔感とナチュラルさのいいとこ取り。

もうこの見た目だけで買う価値あるのでは?と思っちゃいます。

打鍵音がいい

今まで使っていたApex Proっていうキーボードもラピトリ対応なんですが、打鍵音がガチャガチャしてうるさい感じなのが気になってたんですよね。

mokeppi

実際に聴いてもらうとこんな感じ。

Apex Proの打鍵音

一方、Keychron K4 HEの打鍵音はこんな感じ。

K4 HEの打鍵音

このコトコト感いかがでしょうか?

個人的には、すごく上品な感じがしてかなり好きです。

今まで使っていたApex Proは、北斗百裂拳というか、NARUTOの八卦六十四掌というか、打っていて「オララララララ」って感じの印象だったんですが、Keychron K4 HEはまるで軽やかなダンスを踊っているような印象じゃないでしょうか?そうですよね(圧)

mokeppi

K4 HEを使ってると、指が踊っちまうぜ。

普通に使う分にはカスタマイズ性も十分

キーの配置をちょっと変えるくらいの簡単なカスタマイズなら全く問題ありません。

カスタマイズをするときは、有線でパソコンと接続し、ブラウザからKeychron Launcherというサイトにアクセスします。

そこで、キーマップをいじったり、ライティングの設定をいじったりすればOKです。

ちなみにKeychron Launcherではラピトリの調整もできて、ちゃんとキーごとに設定を変えることができます。

ラピトリの設定をするときは左側の「HEモード」選んで、変えたいキーを選択。

ここからが人によっては混乱するポイントですが、「動作距離の設定」と「ラピッドトリガー」というところで、ラピトリの設定をしていきます。

「ラピッドトリガー=浅く押し込んだときでもオンにできる機能」という認識だと、「どのくらい押し込んでオンにするか」を「ラピッドトリガー」という項目で調整すると思い込んじゃいますよね。

でも、「どのくらい押し込んでオンにするか」を調整するのはその左の「動作距離の設定(いわゆるアクチュエーションポイント)」という項目です。

ラピッドトリガー」という項目は「オンになってからどのくらい離したらオフになるか」を設定します。

mokeppi

オンを調整するのは「動作距離の設定」、オフを調整するのは「ラピッドトリガー」と覚えましょう。

余談:磁気スイッチのキーボードはオフィスワークにもおすすめ

「磁気スイッチってゲーマー用でしょ?フィスワークには意味ないのでは?」と思うかもしれませんが、これ、実は仕事でも恩恵あるんです。

アクチュエーションポイントを浅く設定すると、キーを深く押し込まなくても、ちょっと触れただけで文字が入力されるようになります。

これに慣れると、キーボードを「叩く」んじゃなくて、「撫でる」ようにタイピングできるようになるんです。

mokeppi

慣れると疲労度が激減して、腱鞘炎防止になって、鍵音もめちゃくちゃ静かになります。

逆に「ミスタイプを極力減らしたい」という場合は、アクチュエーションポイントを深めに設定すると、触っただけで入力されるようなことがなくなります。

どちらにせよ、自分好みの深さに設定できるので、磁気スイッチキーボードはオフィスワーカーを含め、全人類におすすめです。

ゲームも普通にできる

有線はもちろん問題ありませんが、無線の2.4GHz接続でも、遅延は全くと言っていいほど気になりませんでした。

mokeppi

僕はフォートナイトをちょくちょくやるんですが、無線でも普通に快適でした。

僕はゲーム時は念のため有線にしてますが、無線でゲームを楽しみたい人でも問題ないと思います。

K4 HE日本語配列版の最大のデメリット「右シフトと上矢印問題」

mokeppi

さあ、お待たせしました。
皆さんが気になるデメリットの部分です。

このキーボード最大の欠点にして、僕の精神を最もすり減らした要素。

それは「上矢印キーと右シフトが1つのキーにまとめられている」という点です。

デフォルトのキー配列。Shiftと上矢印が一つにまとめられている。

このキー配置のせいで、このキーボードはじゃじゃ馬になっています。

96%サイズという限られたスペースにキーを詰め込んだ代償なんですが、デフォルトの挙動は「そのまま押すと上矢印、Fnキーと一緒に押すとShiftになる」という仕様です。

買う前はなんとかなるやろと思っていたんですが、買ってしばらく使ってみた所……、控えめに言って、正気の沙汰ではありません。

皆さん、「右シフトってぶっちゃけあんまり使わなくない?」って思ってませんか。

mokeppi

僕も買う前はそう思っていたんです。

でも、意外と使ってたんですよ。

意外と右シフトを使ってた場面
  • 「?」を打つとき
  • ChatGPTやGeminiなどプロンプトで改行するとき

こんな感じで、乗り換えてみてようやく右シフト君の大切さに気付いたんです。

「え、多分俺全然右シフト使ってないから問題ないよ」って人は、一旦右シフト外して1週間過ごしてみてください。絶対使ってると思う。

もし使ってない人がいたら、そのままK4 HEに軽やかに移行できます。うらやましい限りです。

ということで、この「右シフトと上矢印問題」で、僕とK4 HEの果てしない試行錯誤の歴史が始まりました。

試行錯誤したことを簡単に解説するので、皆さんも一緒に絶望を味わってください。

試行錯誤その1:タップで上矢印、長押しでShift作戦

調べたところKeychron Launcher上で設定すれば「ポンとタップすれば上矢印、長押ししたらShift」という挙動にできるらしいと分かりました。

キーマップの「カスタム」から「Any」を選び、「MT(MOD_RSFT, KC_UP)」と設定するとできました。

「天才か?」と思って設定してみたんですが……、長押しの判定時間が長すぎて、タイピングのリズムが完全に崩壊。

「カタカタカタ、ッターーン(Shift)……カタッ(?を押す音)」みたいに、シフトにしたいとき、いちいち待たないといけない。耐えられません。

シフトを押すたびにキモい変拍子の曲聴いたときみたいな気持ちになります。

一般的には「Tapping Term」という項目で、「どれくらい押したら長押し判定にするか」を設定できるらしいんですが、Keychron LauncherではTapping Termの設定項目が存在しませんでした。

調べたら、自作キーボード勢の人が使うようなサードパーティのカスタマイズソフトなら、できそうな雰囲気があったものの、いろいろ難しそうで断念。

プログラミング知識を要求される感じなんですが、情報が少ない上に、ファームウェアをいじるため、ミスったら動かなくなって文鎮化するらしいです。

mokeppi

怖すぎて無理。

試行錯誤その2:デフォルトをShiftにして、上矢印を左にズラす作戦

「じゃあ右シフトをデフォルトにして、右Ctrlを潰して上矢印は左矢印の左隣に配置すればいいのでは?」と試してみました。

でも…なんか…めちゃくちゃキモい。

幸い右僕はCtrlを使わない習性の生き物なので、「Ctrlがない!」と混乱することはなかったんですが、そもそも上矢印が一番左に来ていること自体がキモい。

指が「そこじゃない!」と、拒絶反応を起こします。

あと、もしこの配列に慣れてしまったら、今後別のキーボードに移行できなくなること間違いなし。

外出先などでも普通のキーボードを触った時に全くタイピングできなくなる「K4 HE専用の体」にされてしまいそうで怖くなり、これもやめました。

試行錯誤その3:一周回って右シフトを封印する作戦

一周回って「もう右シフトは使わない、右シフトキーは完全に上矢印として固定する」と決意し、あえてデフォルト設定で使ってみようという作戦です。

「左シフトしか使わん」

最初は違和感がすごかったけど、人間慣れたらなんでもできるに違いない。

これなら他の普通のキーボードを使った時も違和感がないし、今後Keychronの同じような変態配列キーボードを買った時も対応できるはずです。
(Keychronはコンパクトさ優先で、日本語配列だと矢印キーの配置が犠牲になっていることがよくある)

mokeppi

よく考えたらこれでよかったんや。

しかし、結果はどうなったかというと僕の指に染み付いた「右シフトを押す」という無意識の癖がどうしても治らず、無限に「上矢印(元右シフト)」を押し間違え続け、ついに心が折れました。

人間、長年の癖はそう簡単には治りません。

最終形態:テンキー侵略作戦

幾多の絶望を経て、今は若干特殊な感じに落ち着きました。

どうしたかというと、「テンキーのエリアに矢印キーを食い込ませる」という荒業です。

右シフトはシフトのままにして、下の矢印ゾーンを左に1個ずらして、テンキー部分に食い込ませるようにマッピングしました。

しかも「1」と「↑」って見た目似てない?
mokeppi

使いやすくするため、物理スイッチも入れ替えてます。

テンキーの「0」を外して、右にギュッと詰めて、0を無理やり押し込むというという、大暴れっぷり

この代償として、テンキーの「1」と「0」が消滅しました。

それだと数字を打つ時困りますよね。

ご安心ください…!

一時的にテンキーとして使いたい時は「CapsLock」を押している間だけ「0」と「1」が本来の場所に復活するようにしてあります。

今まで「押し間違えたら英語の大文字・小文字が入れ替わって邪魔だわ~」って思ってた「CapsLock」が、ついに日の目を見ました。

さらにスプレッドシートの入力作業などで、しばらくテンキーを使いたい時は「変換(謎のサイクロンマークのやつ)」を押してレイヤーを切り替えられるようにしました。

mokeppi

よく考えてみたら、テンキーって文章を打つ時はほとんど使わなくて、スプレッドシートとか電卓アプリを使う時だけめっちゃ押すって感じだったんですよね。

つまり、一瞬だけ切り替えたいときは「Caps Lock」、しばらく切り替えたいときは「変換」を押せばOKってこと!

「これで、普通のキーボードの延長線上の感覚で打てるから、他のキーボード使う時も困らないじゃ~ん!天才かも」と思ってたんですが、妻に「何その配列。キーボード沼に浸かり始めてるじゃん」って言われました。

悲しい。でも、僕はこれで生きていくしかありません。

Keychron K4 HEの細かい気になったところ

矢印問題以外にも、細かい不満点がいくつかあります。

バッテリーの持ちが若干悪い

公称スペックだと「バックライトオフ時は110時間持つ」と記載がありますが、体感だと若干バッテリー持ちが悪い印象です。

僕の場合、バックライトオンで使っているのが理由なのかもしれませんが、4~5日に1回は充電しています。

完全にしばらく無線で使い続けたい人だと気になるかもしれませんが、僕の場合、ゲームする時は有線モードにしていて、そこでちょくちょく充電されるので、そこまで負担ではありません。

ちなみにキーマップで「Battery」というのを配置して、そこを押すと、数字列が光って現在の充電状況をざっくり教えてくれます。

mokeppi

デフォルトだと「Fn+B」でバッテリー残量が確認できるはずです。

1なら10%、5なら50%、0なら100%というように、10%刻みです。

スリープからの復帰が遅い

無線接続時、K4 HEをしばらく放置していて、本体が完全にスリープモードになってからの復帰が地味に遅いです。

mokeppi

バックライト消灯ではなく、完全なスリープモードになっているときの話です。

状況によって復帰する速さが変わったりするのが謎なんですが、朝イチでPCを起動したとき、キーをガチャガチャしてても体感30秒くらい起動しません。

ただ、さらに謎なのが、接続方式のスイッチをカチャッと変えると一瞬で復帰します。

PC起動したときに、一緒に切り替えスイッチをカチャカチャっとやって、復帰させています。

追記

詳しく調べてみたところ、スリープモードからの復帰は特定のキーを押さないとできないみたいです。

具体的には、スペースキーを押すと復帰できます。

今まで復帰に時間かかると思っていたのは、色んなキーをガチャガチャ押して、たまたまスペースキーを押したタイミングで復帰していたようです。

付属品の取説には復帰方法が書いてなかったんですが、Keychron公式サイトのヘルプセンターには上記の復帰方法が書いてありました。

個別の商品ページやユーザーマニュアルじゃなくて、総合のヘルプセンターです。

mokeppi

これって常識なの?取説にも書いといてくれぇ…。

ただ、スペースキーを押しても復帰に10秒ちょっとかかったので、ややもっさりした感じは否めません。

ただ、もう1個気付いたことがあって、ファンクションキーを押すととバックライトが即復帰して、その後好きなキーを押すとすぐに2.4GHz接続が開始されます。

この方法だと5秒くらいで復帰しました。

多分これが最速な気がしますが、でもこの方法、マニュアルにもヘルプセンターにも書いてませんでした。

謎の方法を自分で編み出してしまったのでしょうか。怖い。

アプリごとに自動でプロファイルが変わらない

「VALORANTを開いたら自動でゲーム用プロファイルに」「Notionを開いたら自動でショートカット満載の専用レイヤーに」みたいな自動切り替え機能はありません。全部手動です。

ただ、過去にバグでApex Proやロジクールのマウスなどで自動切り替えが上手くいかず、ゲームで武器が上手く出せなくてアワアワしながら蹂躙された経験が何度かあります。

なので、逆に手動で切り替えるのも「ちゃんと切り替えた感」があって悪くないです。

ライティング機能の注意点

ライティングもアプリごとの自動切り替えはありません。

あと、「WASDキーだけ違う色に光らせてゲーマーっぽくしたい!」という人、多いと思うんですが、あんまり綺麗じゃないです。

特定のキーだけ色を変えることはできるんですが、キーキャップの構造上、文字部分は光らず、隣のキーに色が漏れまくるので、パッとしない感じになってしまいます。

WASDだけ黄色にしてますが、パッとしない感じ。

あと光らせ方はモード切替ができますが、現在の光り方以外に、自分好みの設定を2~3個セーブしておいてキーを押したら一発で呼び出す、みたいなことはできません。

mokeppi

プリセットのモードを順番に切り替えていくだけです。

レイヤーの仕様が独特

設定ツールの「Keychron Launcher」ではレイヤーの設定もできるんですが、「レイヤー」の概念が独特です。

レイヤー「0」「1」「2」「3」の4種類があるんですが、「0から始まるのが独特」という意味ではありません。お願いですから、そこは一旦飲み込んでください。

皆さん、キーボードの「レイヤー1」「レイヤー2」って聞いたら、スマホのホーム画面をスワイプするような「ページを切り替える」イメージを持ちませんか?

mokeppi

でも、違うんです。

Keychronのレイヤーが独特なのは、文字通り「上に重なっている」という点です。

これの何が独特なのかというと、「オンになっているレイヤーの中で、番号が最も大きいものが優先して適用される」という仕様になっている点です。

例えば、レイヤー3をオンにしているとします。

その状態で「よし、レイヤー2を使おう!」と思ってレイヤー2をオンにするボタンを押しても、上にレイヤー3オンになっていて重なって覆い被さっているので、下にあるレイヤー2のキーマップは使えません。

つまり、レイヤー2をオンにするだけでなく、レイヤー3をオフにしないと、レイヤー2には切り替わらないんです。

なので、常時オンにして切り替えて使うベースの層は、0とか1の若い番号に入れて、キーを押している間だけ一時的に切り替えたいキー配列は、2とか3とかの上の番号に入れるという運用方法がおすすめです。

絶対にやってはいけないのは、全レイヤーにトグル(常時オン)スイッチを配置して、それでレイヤー管理すること。

K4 HEには今どのレイヤーを使っているかわかるディスプレイなんて付いてませんし、レイヤーごとに光り方を変える機能もありません。

今自分がどのレイヤーにいるのか視覚的に全く分からなくなり、最終的に迷宮入りを果たします。

mokeppi

僕は1回これやらかしました。マジで気をつけてください。

キーマップのこだわりポイント

文句が多めになってしまいましたが、それでも僕はこのキーボードを愛しています。

なぜなら見た目が最高にかわいいから。

矢印と右シフトキー以外にも、キーマップでこだわっているポイントがいくつかあるので、僕がこのじゃじゃ馬をどう乗りこなしているかを簡単に解説していきます。

Windowsだけど、あえての「Macモード」運用

僕はゴリゴリのWindowsユーザーですが、本体背面の切り替えスイッチは「Macモード」にしています。

なぜかというと、Winモードにすると、レイヤー2がデフォルトレイヤーに設定されてしまうからです。

そうなると、さっき言った謎のレイヤー仕様のせいで、実質、「レイヤー2」と「レイヤー3」の2種類しか使えなくなります。

一応、Keychron Launcherのキーマップでどこかに「DF」というキーを設定すれば、デフォルトレイヤーを好きなところに変更できます。

ただ、その場合、Windwosモードでレイヤー2をデフォルトにした後、1回キーを押してレイヤー0をデフォルトに設定にするという流れになり、Macモードなら最初からレイヤー0がデフォルトなので、完全な二度手間です

なので、スイッチをMacモードにして、レイヤー0をデフォルトにすることで、簡単に4つのレイヤー全てを余すことなく使えるようにしています。

mokeppi

レイヤーをたくさん使いたいWindowsユーザーは絶対これやったほうがいいです。

右上のキーもカスタマイズしてます

テンキー有りキーボードの悪しき風習「Numロックキー」。

mokeppi

K4 HEだと「num clear」という表記です。

僕はこいつを親の仇のように憎んでいるので無効化し、そこに「Delete」を配置しています。

mokeppi

もともとフルサイズを使っていた時、Deleteキーはバックスペースの右側にあったので、その感覚に合わせました。

そして、右上の物理キーも引っこ抜いて入れ替えています。

中身も変えていて、Numロックの位置には「音声ミュート」、ページダウンに「音量ダウン」、ページアップに「音量アップ」を割り当てています。

mokeppi

ページのダウン、アップと音量の上下が直感的に連動するようにしてみました。

バックライトキーには「スクショキー(PrintScreen)」を割り当てます。

バックライトなんてこまめにつけたり消したりしないので、すぐ押せる一等地にある必要はありません。家の眼の前に結婚式場があるくらいのいらなさ。

ということでバックライトキーは別レイヤーに左遷しました。

通常設定とゲーム設定のデュアルプロファイル

サブレイヤーの「F1」キーと「F2」キーに、プロファイル(設定全体)の切り替えを割り当てています。

切り替えるとキーボード全体が一瞬赤く光るので「本当に切り替わったか?」といちいち疑う必要がありません。

各プロファイルの設定
  • 通常モード(F1): 全部のキーのアクチュエーションポイント(動作距離)を「1.5mm」に設定。ラピトリは全部オフ。そこまで深く押し込まなくても入力でき、かといって「軽く触れただけで入力されちゃう」みたいなミスも起こらないセッティングです。
  • ゲームモード(F2): 「WASD」だけ動作距離を「0.4mm」に設定。他のキーは誤爆を防ぐため「1.5mm」。そして全部のキーでラピトリをオンにしています。

使っている周辺機器たち

mokeppi

最後に、僕のこだわりの周辺機器を紹介していきます!

Crelaxio 木製パームレスト

パームレストはAmazonで買った白っぽい天然木のやつを使っています。

横幅は36cmのものが、この96%サイズのK4 HEにいい感じにフィットします。

サイドパネル分の長さはちょっと足りないんですが、手前の白いフレーム部分にはシンデレラフィット。

横幅も高さもめっちゃ丁度よくて、裏面に滑り止めも付いていて、お値段なんと2,000円台です。

mokeppi

すばらしい。これめちゃおすすめです。

MAMBASNAKE コイルケーブル

折角見た目が最高のキーボードを買っちゃったので、有線で使う際の「ケーブル」もこだわりました。

サードパーティ製のオレンジ色のコイルケーブルを使用しています。

mokeppi

見た目がめっちゃ可愛くて、このキーボードと相性抜群です。

意外と安くて、これも2,000円前後で買えます。

しかもこれ、2つに分解できる構造なんですが、Type-CとType-Aのケーブルどっちも入っていてこの値段です。

ちなみに付属のケーブルもあるんですが、絶妙に短いので、サードパーティ製のケーブルを用意するのがおすすめです。

サンワサプライ 540度回転コネクタ

先程のコイルケーブルは最高なんですが、ここで一つ問題が起きます。

K4 HEのUSBポートは左側面の奥にあるため、普通のケーブルを差すと、横からケーブルが「ビローン」って真っ直ぐ飛び出してきて、見た目が悪いんです。

ビローン

そこで導入したのがサンワサプライの540度回転コネクタ

mokeppi

これ、マジで神アイテムです。

「普通にL字コネクタを使えばいいじゃん」と思うかもしれませんが、通常のL字コネクタだと、サイドに張り出している天然木パネルの厚みに干渉して、上向きに挿せないらしいんですよね。

サンワサプライのこのコネクタは、ボールジョイントみたいにグリグリ動いて、好きな角度に設定できます。

僕の場合、キーボードの脚を一番高くしているので、サイドパネルの下の隙間をスッとくぐらせて、ケーブルを美しく後ろに逃がすことができるんです。

mokeppi

これでデスクの上が完璧に仕上がりました。

サードパーティ製のケーブルでこのキーボードを使いたいなら、このコネクタめちゃくちゃおすすめです。

まとめ

ということで「Keychron K4 HE」のレビューをお届けしました。

矢印キーと右シフトの配置、あとソフトウェアの仕様が曲者なんですが、ほとんどの人はそこまで細かくカスタマイズしないと思うので、右シフトと上矢印問題さえ解決できれば多くの人は問題ないと思います。

右シフトを使う派の人は、この記事で紹介したみたいに矢印キーの配置を工夫したり、左シフトだけ使う異常な身体に矯正するなりして、適応してみてください。

K4 HE

ちなみに、英語配列版は矢印部分がナチュラルな配置なので、英語配列でもOKならこちらが使いやすいと思います。

英語配列版

あと、日本語配列派でも、テンキーいらないならこのK4 HEじゃなくてK8 HEだと通常配置の矢印キーなので、使いやすいはず。

K8 HE

僕は思想信条上の理由で絶対に嫌ですが、K8 HEに外付けの単体テンキーをプラスするという運用方法もあります。

mokeppi

ということで今回は以上です!

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この記事を書いた人

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普段は「みどりのグリーン」というWEBメディアを運営し、3Dプリンターで作った園芸アイテムの販売をしています。

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